気がつくと、とっくに朝になっていました。それにしても寒いの何のって・・・
天気はどうやら晴れ。明るい日差しが差し込んでいます。風が強くて、窓ガラスがガタガタ鳴っています。こんな音も久しぶり。懐かしい音ですね。最近はどこでもアルミサッシになってしまって、木枠の窓なんて無いですから。
同室だった中高年の男性二人はすでに出発。女性二人のグループが今まさにリュックを背負うところです。そろそろ私たちも朝ご飯にいたしましょう。（写真は小屋の前から見た富士山です。）
２日目（２００２年１０月２８日）
↓写真をクリックすると大きい画像が見られます。（以下同じ）
気がつくと、とっくに朝になっていました。
それにしても寒いの何のって・・・
天気はどうやら晴れ。明るい日差しが差し込んでいます。風が強くて、窓ガラスがガタガタ鳴っています。こんな音も久しぶり。懐かしい音ですね。最近はどこでもアルミサッシになってしまって、木枠の窓なんて無いですから。
同室だった中高年の男性二人はすでに出発。女性二人のグループが今まさにリュックを背負うところです。そろそろ私たちも朝ご飯にいたしましょう。（写真は小屋の前から見た富士山です。）
さて、いよいよ出発です。
準備も整い、小屋の親父さんや、スタッフのみんなにお礼を言って、いよいよ出発です。
「ねぇ、コーヒー煎れるから飲んでかない？」との親父さんの暖かいお言葉。でも、もう充分ゆっくりしました。ここは気合いを入れて・・・小屋を出ます。
小屋の外に出てみると、天気は良いものの風が強くてほんとに寒いです。写真を見てください、もうありったけのものを着込んでフル装備。風は北西の風。雲がびゅんびゅん流れてきます。そう、木枯らしなんです。
今日のコースは西岳に登ってから、富士見高原スキー場への下山コース。
青年小屋には何度も来ているのですが、このコースを歩くのは初めて。西岳の頂上までは、大した登りもなく、写真のようなうっそうとした針葉樹林の中を歩きます。これがとっても気持ちがいいのです。そう、山の「氣」を感じるとでも言いますか・・・。
「わぁ、妖精がいるみたい！」登山道の途中で立ち止まって、何かに見入っている彼女。彼女にはきっと妖精が見えているのでしょう。
私には妖精は見えなかったのですが、確かにそんな感じのする森なのです。２０００ｍを超える山の上に、こんなに素敵な森があるなんて・・・！
時間にも余裕があるし、すてきな森の中を思う存分「氣」を感じながら歩きます。う〜ん、なんて贅沢な時間なのでしょう！
さて、これからどんなものが見られるのでしょうか。次のページへどうぞ！！！